東南アジア地域におけるクラウド型セキュリティサービス開始について

KDDIシンガポールは、トレンドマイクロ株式会社と協業し、東南アジア地域向けに新たにクラウドを用いたセキュリティサービス「KDDI Business Security」を7月1日より提供開始します。今後、順次東南アジア各拠点で販売開始することを予定しております。


グローバルでビジネスを展開する日系企業は、多様な海外拠点を一貫して管理するセキュリティガバナンスが求められる一方で、各拠点で情報セキュリティ分野に専門的なIT管理者の確保が難しいことや、地域による商習慣、従業員のセキュリティ意識、雇用環境の違いが課題となっています。 


この度、KDDIシンガポールは、日本国内で高い実績を持つトレンドマイクロのセキュリティ技術を用いて、東南アジア地域でクラウド型のセキュリティサービス「KDDI Business Security」を提供します。本サービスでは、海外拠点におけるクライアントPCのセキュリティ対策をクラウド上の管理サーバで統合的に管理できます。これにより、日本の本社からのセキュリティガバナンスの実効性を高め、グローバルでの安全な事業の展開を支援します。


 「KDDI Business Security」の概要


お客さまのクライアントPCにエージェントを導入し、クラウド上の管理サーバから、各種ポリシーの適用やセキュリティ対策情報の更新するSaaS型のセキュリティサービスです。


【主な特徴】


①日本本社から各海外拠点のセキュリティ対策の管理


複数地域の拠点に対してもクラウド上の管理サーバから一括でセキュリティ対策を管理し、対策状況を可視化することで、万一のインシデント発生時にも迅速に対応できます。


②サーバレスによる管理者の負荷軽減


管理サーバを設置・運用する必要がなく、本社および各拠点の管理者は管理用のWebサイトにログインして各拠点のセキュリティ対策を管理できます。


③月額課金による柔軟な対応


海外拠点での短期的な赴任や急な異動が発生した際にも、必要なアカウント数に応じて月単位で柔軟に対応できます。


【主な機能】


ウイルス対策、不正Web対策、URLフィルタリング など